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【デジスマ診療】を提案します。

【デジスマ診療】をご存知ですか?

今回は【デジスマ診療】のお話をして参ります。

まずは「【デジスマ診療】とは何なのか?」といった部分からご説明いたします。

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【デジスマ診療】とは何か?

【デジスマ診療】の開発元は、クラウド型の電子カルテメーカーとして有名な「エムスリーデジカル株式会社」です。

システムの概要を短くまとめるならば、

ネット予約・自動受付・WEB問診・スマートフォン決済・アプリ通知など受付周りのデジタル化をたった1つで丸ごと実現してしまう画期的なシステム

などと表現できますが、これではむしろ何だか分かりにくい気もしますので、まずはシステムのポイントを思いつくままに10個列挙してみたいと思います。

デジスマ診療は・・・

  1. 機能が豊富で、受付周りの業務を幅広くカバーできます。
  2. インターネット経由の予約に対応しています(ネット予約・予約システムとしての側面)。
  3. 患者来院時に、直接スタッフがやり取りすることなく無人で受付できます(自動受付・再来受付機としての側面)。
  4. テキストベースのデータで問診が取れます(WEB問診・問診システムとしての側面)。
  5. アプリ内に登録したクレジットカードの情報と連携して、キャッシュレス決済ができます(スマートフォン決済・キャッシュレス決済システムとしての側面)。
  6. クリニックからメッセージを「患者様ごとに個別で双方向、あるいは一方向で」「性別や年齢で絞り込んで」「全体に向けて」など、器用に送ることができます(アプリ通知、メッセージ交換システムとしての側面)。
  7. それぞれの機能が必要なタイミングで提示され、無駄がありません。
  8. 会計後に次回予約の案内が自動的にされ、受付スタッフの手間をかけずに再来率の向上が見込めます。
  9. 電子カルテと連携して予約データや問診の共有ができたり、初診患者の登録が自動的にできたり、領収書や診療明細書をデータで転送したりできます。
  10. 色々なシステムを組み合わせるのと比べて、圧倒的に低コストでDX化が実現できます(すべての機能を使わなくても割安です)。

「できることが多すぎて何をするものかわからない」と思われるかもしれませんが、感覚的には「何かをするためのシステム」というより、受付周りの業務に関わる「すべてを効率化できるシステム」という方が近いかもしれません。多機能で応用範囲が非常に広いこと自体が、デジスマ診療の特徴と言っても過言ではありません。

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どんなクリニック様におすすめか?

「なんでも屋」的なシステムですので、基本的には「すべてのクリニック様におすすめ」です。

特に、これからご開業する予定の先生や、まだ何もシステムが入っていない状態のクリニック様であれば、「予約と会計だけ」といった部分的な使い方から始めても十分なメリットがありますので、全力でおすすめします。

業務効率化の観点からすれば、患者さんが使った分だけスタッフ様の手が空けられますので、広めるほど残業代などの院内コスト削減につながります。集患・増患の観点からすれば、会計後に次回予約が案内されることで、広めるほどリピート率が高まります。

もちろん「スタッフ様が十分過ぎる程揃っていて、これ以上効率化の必要性を感じない」とか、「患者さんは多すぎるから、これ以上増えたら困る」という場合はこれらがメリットにはなり得ませんが、「効率化だけ」あるいは「増患だけ」を目的にしても十分すぎるスペックを備えています。

また、感染症対策の観点からしても、受付や会計での接触機会を減らせるので、より強固な感染防止対策を取る事ができます。例えば、「発熱患者は駐車場からアプリでチェックイン、準備ができ次第受付を通らずに誘導」といった動線を作ることが可能になります。

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お年寄りの多いクリニックには向かない?

デジスマ診療は、患者さんがスマートフォンのアプリを使うことが前提のシステムになりますが、アプリ前提の際に必ず出て来るのが「お年寄りには難しい」というご意見です。

確かに「お年寄りの患者さんも、もう皆さんスマートフォンを使いこなせるから何の心配もない」というのは、やや疑わしく強引な意見のように思えます。しかし、街中で一見して高齢の方がスマートフォンを使っている光景も、さほど珍しくは感じなくなってきました。

総務省の統計調査(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05b1.html)によると、令和2年の時点で世帯主年齢が60代のスマートフォン保有状況は87.6%、70~74歳では76.9%、75歳以上は一気に下がって56.1%ですが、持っているだけであれば75歳以上でも2人に1人以上はスマートフォンを保有していることになります。

これだけですと「スマートフォンを持っていると言っても、単に電話のみで使っているのでは?」とも思えますが、同レポートに記されたインターネットの利用頻度に対して「毎日少なくとも1回は利用」と回答した60代が72.0%、70代が53.9%、80代以上でも36.3%という結果を見ますと、あながちそうとも思えません。

実際の運用を考える上で統計的な数値はあくまで目安にしかなりませんが、お年寄りのアプリ利用に対するハードルが以前より下がっていることは、どうやら間違いがなさそうです。

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ほかのシステムを既に導入している場合は?

コロナ禍のタイミングで、予約システムや自動精算機などを導入されたクリニック様も多くいらっしゃいます。既にほかのシステムが入っている場合、デジスマ診療の導入メリットはどう考えれば良いのでしょうか?

現時点では「すべてのクリニック様がデジスマ診療に乗り換えた方が良い」とまでは言えませんが、それでも多くの場合デジスマ診療を導入するメリットがあります。

例えば自動精算機や釣銭機であれば、クレジットカードに対応しているか否かが1つのポイントです。現在クレジットカードに対応していなければ、決済方法を増やせるのでメリットが出て来ます。機器買い替えのタイミングであれば、いっそデジスマ診療のアプリ決済1本に切り替えるという選択肢もあるかもしれません。

ネット予約やWEB問診に関しては、より判断が簡単です。

既に複数のシステムを組み合わせているのであれば、デジスマ診療の機能で運用をカバーできるか否かがポイントです。「今使っているシステムだと、予約だけしかできないからWEB問診も追加したい」などと言った場合も同様で、デジスマ診療の予約とWEB問診機能にご満足いただければ、切り替えてデジスマ診療1本にまとめることでコスト削減効果が見込めます。

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【エムスリーデジカル】がないと不便?

「デジスマ診療は、同社が開発した電子カルテの【エムスリーデジカル】を導入していないと不便」と誤解されることもありますが、実際はデジスマ診療単体でも十分に便利です。ネット予約も、WEB問診も、アプリ決済も、電子カルテと連携しなければ不便ということはありません。しかし一方で、「デジスマ診療が、電子カルテの【エムスリーデジカル】と連動すると非常に便利になる」というのは本当の話です。開発元が同じなので当然と言えば当然ですが、デジスマ診療とエムスリーデジカル間の連携は、他社のシステム同士を連携するよりも断然スムーズです。

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あらためて【デジスマ診療】とは。

先日、社内でデジスマ診療について意見交換をしていた際に、「つまりデジスマ診療は、iPhoneみたいなものだよね」という言葉が出て来たのですが、これはなかなか言い得て妙だなと感じました。

いわゆる「ガラケー」などと呼ばれた「フューチャーホン」でも、メールのやり取りやインターネットの検索など一応の事はできました。通話機能を中心に、カメラやインターネットや音楽プレイヤーのような便利な機能がどんどん付与されていきました。

やがてiPhoneが登場し、フューチャーホンは徐々に存在が薄くなります。

実際、機能的な側面を個別取り上げてみれば、できることはほとんど一緒です。しかしフューチャーホンがあくまで電話の延長であったのに対して、iPhoneは「電話もできる、なんでも屋」になりました。後続のAndroidスマートフォンも同じ流れを汲み、今に至ります。

デジスマ診療の登場により、予約システムをはじめとする個々独立したシステムは、かつてのフューチャーホンに近い立ち位置になったように感じます。

iPhone登場後も、数年はフューチャーホンが残り続けたように、別々のシステムを連携して利便性を保つ時代がしばらくは続くのかもしれません。しかし携帯電話が辿った歴史は、機能性を求めれば「スマートフォン」的な方向に、シンプルさを追求すればほぼ電話だけの機能を残した「固定電話」的な方向に向かう流れを予感させます。

ご興味いただけましたら、時代を先取りする【デジスマ診療】を、是非一度その目でご覧ください。

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